PFM/UNITED SP D-1 2-10-0 レストア記録
CUSTOM DCC化 東京都 T様 製作御依頼

2017/3/4 お待たせしました完成です



安定した走りで、スロー運転が可能でした
中国製 MABUCHI MOTOR 恐るべし

珍しい、良い車輛が出来ました 可愛がってやってください
ADDRESS は#899にしておきました


2017/3/3 組み立て・DCC化を完了しました













2017/3/3 朝に戻ります

色々ありました




動輪・ロッド・リンクを組み、ギヤケースを取り付けようとしたところ、

ダイキャストケースのM1.4 のタップ、馬鹿になっているのでした

軸押さえ板 (ニッケルメッキしておきました) が、しっかり締まらないので、
ウォームギヤが飛びます
で、相手がダイキャストなので、仕方なくM1.7のタップを切り、
ネジ径を変更しました



モーターを載せて、回して見ると第一動輪のクランクピンがクロスヘッドと干渉、
噛みこんでしまいロックしてしまいます
動輪の横動幅が有りすぎるのです ⇒ クランクピンの出代が有りすぎるのも原因です
で、出代を減らすべく、加工をし、スライドバーも外に振りました
これで、ダメなら、車軸にスペーサーをかませるしかアーリマセンよ




ドローバー、ニッケルメッキをかけまして、取り付けたのはよいのですが、、、



ナットが枠に当たってショートしています ナットを削るしかありませんでした
デコーダーは、テンダーに積みましたので、このドローバーから、電源を取りませんから、
せせこましい取り付けでも大丈夫でしょう ⇒ ラグ板は取り付けません



なんと、シリンダーのボイラー受けが駄目でした
支柱と言うか、それが、高さ・傾きが左右対称でなかったのです
そこで、泣く泣く、半田を溶かして、調整、さらに、削ってボイラー位置の収まりを修正しました
この期に及んでの仕事ですから、、、心境はガックリ、、、です



で、何とか、動力廻りを完成しました



ついでに、KDカプラーも取り付けようとしたら、取り付け穴がアーリマセンよ
忘れていました ⇒ 接着剤で取り付けてあったんだよ



で、主台枠にM2.0 のタップを切りました



上に、デッキを装着しているので、M2 x 4 のビスを使いました



デッキを止めるネジが付き出ているので、カプラーを少し削り、逃げておきました
で、取り付けたわけです ⇒ こんな些細な再取り付け調整もしていかなければならないのです



ボイラー部の配線を済ませました



テンダーにSDH166D を載せ、スピーカーは、トップコーンの20x40 1W 8Ωを搭載
φ28のスピーカーは、取り付けが出来ませんでした
⇒ 半丸のテンダーで、上部が狭くなっているのです



接続ピンは、1.25ピッチで、5P にしました

真ん中がボイラーから供給のボイラーアースです

外側がヘッドライト用の青・白線
ボイラーアース線(赤)をはさんで、モーターの電源線(橙・灰色線)と、なっています

チャフの同期までは採って置きました

明日は、音源を加工・ダウンロード、試運転して完成です

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製作記録

車輛が届いています



米国帰りのC/P ですね バラバラです

ここは、もう、シンナードボンしかありませんね

種車は、PFM/UNITED のFRISCO RUSSIAN 2-10-0 です
ただ、テンダーは、どこから引っ張って来たのか、OILTENDER です
如何、塗装するか施主さんに判断をお願いしています 

モーターは交換します








2017/2/28 塗装を剥がしました



丁寧に綺麗に、塗装を剥がしました



マーカーライトが片側半田が外れました



ナンバーボードが片側、半田はずれです
この車輛、きっちり、カスタムしているのが判りました
このまま、再生した方が良いようです ⇒ 貴重な車輛となるでしょう




エアータンクを装着しています



発電機を取り付けています



ベルの位置、ドームも配置がFRISCO RUSSIAN と変えてあります



煙室戸も専用にしていると思われます

私は、PFM/UNITED KAWAGUCHI FRISCO RUSSIAN 2-10-0 の箱に入っていたので、
軽く見ていました
よくよく、RUSSIAN と、比べてみたら、結構な仕事をしている事が判りました

ここは、前製作者に敬意を表し、SP CLASS D-1 として再生いたします

明日は、DCC用に車体を加工して塗装に掛かります

2017/3/1 塗装に掛かりました



明日は、マスキングして、ボディに黒を塗ります

2017/2/28 夜に戻ります



錘が取り出せなかったので、補強枠を削って、錘を取り出せるようにしました



主台枠の後部ステー、前製作者が失敗をしています
多分、ここで、くじけたのでしょうね
⇒ ネジ穴の開ける位置をミスっているので、開け直しすべく平面にヤスリ掛けしました
取りあえず、1.0tの真鍮板をもう一枚、装着してボディに旨く取り付けできるように加工します




取りつけるキャブ下の穴もミスっていますので、穴を半田で埋め直しました



元は、M1.4 での取り付けでしたが、この際、M1.7 での取り付けに変更せざるを得ませんでした



何か撤去した後の穴がありましたので、半田を盛って穴を潰します



反対側もです ⇒ ステップを後方に移設したのでしょうか?



綺麗に埋めました



とっとっと、ホワイトメタルのエアータンクが外れてしまいました
エポキシで再接着します




増設したらしい、キャブ前のカバーというか、ドームというか、クラクラしていて、
外れそうなので、きっちり、半田付けし直しました いずれ外れるでしょう
当然、発電機に行っているパイプも脱落しましたよ

と、言うか、前製作者が半田付けしたところの部品、片っぱしから、
クラクラして来るのです
全部チェックして、グラグラするものは半田をし直しました

※ 細いパイピングは、ほぼ全滅、指で押すと、簡単に取れてしまいました




1.0tの真鍮板で、モーターステーを自作、モーターを交換しました
マブチのFK180-SH と、同形・同寸の中国製モーター ( 12V 9,000rpm ) です
どうも世の中から、FK180-SHが消えてなくなったとと思ったら、中国から出て来ました
中国の会社 ( uxcell ) が生産することになったのでしょうね

※ メーカーには、12V 7,400rpm 形もあります
⇒ 車輪が小さいので、高速形を10台程仕入れました

オリーブグレー(軍服色)の動輪の塗装を剥がしていたら、元々の黒塗装まで、
剥がれてしまいました
後で、黒を塗って補修します

明日は、デカールの装着まで、行きたいですね


2017/3/2 塗装が出来ました



塗装が完了しました

2017/3/1 9:43 施主さんに、機番、ROAD NAME 文字の色の希望を問い合わせて、
メールを差し上げていたのですが、デカールの装着、塗装に御返事が間に合わず、
#899 「SOUTHERN PACIFIC LINES」 白文字 で、仕上げました
塗装を終えて乾燥していると、3/2 20:23 施主さんから、 メールが入りました
ROAD NANE ⇒ 「SOUTHERN PACIFIC」と、希望されていました

WEB で、D-1 の、米国人のCUSTOM模型車両、検索しましたが、
SUN SET/SAM の、CUSTOM で、#899 #898 が有りました
⇒ 2台共、角型テンダーでした
「SOUTHERN PACIFIC LINES」 、「SOUTHERN PACIFIC」 両方有るようで、
まして、この機関車、OILテンダーの半丸型です
こだわりのあるこの車輛、元の塗装表記のようにデカールを装着する事とした次第です

申し訳ありませんが、元々、#899 「SOUTHERN PACIFIC LINES」 白文字で、
製作されていた、車輛ですので、
#899 「SOUTHERN PACIFIC LINES」 白文字 の表記で、御理解、ご了承ください






煙室戸と関連している、パイピングは、すべて、低温半田で、塗装後半田付けしました
煙室戸も下部を一点、低温半田で、煙室と半田付けしました
⇒ でないと煙室戸が固定出来なかったのです




テンダーヘッドライトもきちんと機番を入れておきました

明日は、組み上げて、カラーライトを入れ、DCC化に入ります